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そもそも音ってなに?

音は、固体・液体・気体を媒体として伝わる振動(疎密波)であり、特に可聴域の周波数の振動を指します。

周波数が440ヘルツの音が国際基準で、いわゆる真ん中の”ラ”の音となっています。
戦前は432ヘルツが、ラの音として一般的でした。

 

ナチスドイツにおいて、440ヘルツは、人に悪影響を及ぼすヘルツであるという研究などがあったうえで、ゲッペルスによって、ドイツのオーケストラのAの基準音は440ヘルツとすると宣言されたのは、有名です。

そのむかし、ヴェルデイなどもA=432ヘルツを主張していました。
432ヘルツは、生命や、宇宙と全てと共鳴する音である・・とアイシュンタインなども述べたとか

戦後は、周波数を高くする傾向があります。

 

ちなみに、殺人的な音程で歌われる「魔笛」の夜の女王のアリアで有名な、
モーツアルトの時代の調弦は、421ヘルツだったそうです。


下記の動画は、モーツアルトの使っていた楽器の音程です。


音楽でなくてもこの周波数、
高齢者に聞き取り安い周波数や、営業時に効果の出やすい周波数などの研究本も見たことがあります♪


さ、ここまでの記事で周波数に興味を持っていただけたら嬉しいな~と思うし、
様々な研究本や、啓発本があるので、違った世界が開けるのではないかと思います。

さて、タイトルの音痴の治し方ですが(笑)
これはまず、自分がどの程度の周波数の音を出しているか認識するのが早道だと思います。

 

音楽における女性の真ん中の音は、440ヘルツのラ
音楽における男性の真ん中の音は、220ヘルツのラです。

ちなみに話し声の周波数としては


男性→60~260Hz

女性→120~520Hz


の中で収まるそうです。

周波数の測定には、チューナーという機材を使えば一目瞭然です。

市販のものでは3000円程度から市販されていますが、
スマホをお持ちの方は、無料で入手する事もできます。

この画像は、チューナー & メトロノーム (チューニング・メーターというアプリで、私がラの音を出した時の音です。
左が、110ヘルツ 真ん中が221ヘルツ、右が442ヘルツ

真ん中の上の方に、薄字で ラ:221Hzといった具合に表示されます 画像を拡大すると見えると思います。

実際の音と、聞こえてる音の認識がずれてしまった状態を感覚的に正常だと認知している状態です。理由は、様々あるのではないかと思いますが、老若男女、確率的に100人に一人くらいはいる感じがします。

他人に指摘をされても、自覚としては同じ音であるという認識のため、修正できませんが、
自分の認識がずれてしまっている事を、機械を使って客観的に認識する事で、修正しやすくなります。