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小林秀雄「落葉松」に挑戦

11月 12月の曲として
小林秀雄さんの 落葉松 を歌います
楽譜は ぷりんと楽譜を使います


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この動画は、伴奏のみの動画ですが、ぜひ練習してみてくださいね

歌詞について

秋の雨
夜の雨
陽のある雨

小鳥の雨

いろいろな雨の描写があるものですね
秋の落葉松林で、にわか雨の雨にぬれる


そもそも寂しい、落葉松という言葉の上に、
より深く、寂しい、遠い思い出を想像させるような気がします。

小林先生が、この詞に感銘をうけ、名曲を書いたのは、
もう50年前も前の事ですが、とても素敵な雨の表現であると思います。

ところで、

 

この詞と曲は、悲しい?寂しい?ですか?
思い出は、どうなんでしょう?

例えば、

春の悲しさ
夏の悲しさ
秋の悲しさ
冬の悲しさ

という詩があったとして、

 

一番悲しいと感じるのは、どの季節でしょうか?
秋と冬というのは、春が来ることが分かっているので、

春なのに悲しい状態よりも希望に溢れているかもしれません。

木の葉が、色を落とし、葉そのものが落ちて、枯れ木の様に見えたとしても、
枯れる訳ではない、つまり死ぬ訳ではなく、次なる春に向けて、力を蓄えている姿であり、
生命力の象徴なのではないでしょうか?

樹高は40メートルにも達する木が、枯れた様に見える様は、寂しくも見えるかもしれませんが
松はまた、春になれば活き活きと新しい葉をつけるのです。

そんな力強い躍動と、洗練された期待を、
小林先生は音楽の中で表現した・・・・のかも知れません