covid 19 考え方と対策

先日、大阪府の専門家会議で、京大と阪大の先生が発表(※1)を行いました。様々な意見交換が行われていますが、
確実な科学的見解として述べられていたのは、空気感染はない、あってもごく稀である。です。

 

 空気感染については、東京都の繁華街を中心に引き続き感染者が見られる状況にも拘わらず、
満員電車の沿線で、感染者が広がっていなかった事も、空気感染がない証明にはなっていると考えます。

 空気感染と、飛沫感染についておさらいをすると、咳やくしゃみをすると、口から細かい水滴が飛び散りますが、この細かい水滴を飛沫と呼んでいます。 この飛沫に病気の原因となる新型コロナウイルスが含まれていた場合に、これを体内に吸い込んだり、粘膜で吸収する事で感染するのが飛沫感染という現象です。
 飛沫中のウイルスは飛沫核と呼ばれています。飛沫は、水分を含んでいるため、一般的には1メートル以内で、地面に落ち、空気中を漂い続ける事はないと、かねてより厚生省の資料にも記載(※2)されていました。空気感染をしない飛沫核は、なぜ感染しないかと言うと、存在するために飛沫が必要であるという事です。一方、乾燥に強いウイルスや菌も存在し、これらは飛沫核(菌や、ウイルス)がただよいながら感染をさせます、結核が有名です。ちなみにコロナで騒がれ始めたエアロゾル感染という言葉は、空気感染をしないという以上に証明されている訳ではない新しい概念であって、あるかもしれない・・くらいの用語です。(参考ページ)

つまり、今回の大阪の専門家の発表では、このウイルスの飛沫核は、水分に頼らず生きられる種類の物ではないと分析されたという事になります。そもそも、インフルエンザや、従来コロナウイルスがもたらす風邪は、感染原因が空気感染ではない事が分かっています。

 

感染症に感染する可能性として、接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染のうち空気感染が消えました。
残りの現実的な感染経路のうち、合唱練習や音楽練習で影響があるのは、接触感染、飛沫感染だけとなります。

 

感染予防
飛沫感染予防

 様々な自治体では、ソーシャルディスタンスとして2メートルの距離を置く事を推奨しています。本来は1メートルの距離を置けば、飛沫は地面に落ちるとされてきましたが、それでも確実性を求めたのでしょう。認識を間違えたくないのは、2メートルを置けば空気感染しないという意味ではないという事です。空気中にウイルスが感染原因となるかについては、まだ不確定ですが、昨年までの厚生省の発表では飛沫が空気中を浮遊する事はないと断定されており、それに基づいて、現在の濃厚接触者の定義は「濃厚接触と判断する目安から「1メートル以内かつ15分以上の接触」」 とされているものと考えています。


接触感染予防

 直接的な接触、地面、ドアノブ、水まわりなどに残る飛沫への接触や、吸い込み予防を意識すれば、接触感染は防げると考えます。

 

※※具体的手段※※

 

マスクなどを着用して歌い、1メートル以上の距離を取りましょう
向かい合わないで話し、歌いましょう。
お互いに手を伸ばして、触れるか触れないかの距離たもって、楽しく交流しましょう。
お茶会、ランチは避けましょう

 




※※練習前・練習中・練習後※※

 

・練習中
全グループでの再開は行っていません。本稿の内容を元にするとしても、空気感染の可能性を捨てずに

現行の厚生省発表の要綱通り、2メートルの距離の確保と、換気が行いやすい会場での活動から再開しています。
最悪1メートルの距離が確保できる会場での再開も検討します。

 

練習前:本質的リスクの軽減

・風邪様な症状がある人は、2週間は活動への参加は控えましょう。

(風邪の症状とは、一般的に、節々の痛み、悪寒、下痢、頭痛、発熱、喉の痛み、継続的な咳やくしゃみです。)

・体調不良だけではなく発熱を感じにくい人もいます。

 平熱と日々の体温を意識し、参加当日は必ず体温を検温しましょう

 

練習前、練習中、練習後:接触感染リスクの軽減

・練習会場でのトイレの使用は極力控え、ご自宅で済ませましょう

・指や手などのための除菌アイテムを各自が持ち、頻繁に除菌しましょう

・楽譜を一緒に見るのは絶対だめ

・飴や、お菓子、お土産などを回すのも控えましょう

 



本稿は、私はこう考えますという稿です。

あてにするのではなく、
自分で考えるきっかけにしてください♪

それぞれが良く考えて 予防し 楽しく暮らしていきましょう


専門家の監修した予防記事へのリンク

 

 


※1

※2

 

 

 

 

従来の施設向けの感染症予防指針


外線式の非接触体温計を練習時に用意しています。
必要に応じて測定しますので、ご協力ください、